写真のレタッチで犯すミス…

フォトグラファー 石田貴大

2011年01月23日 12:24


写真は、イメージにより近いものにする為に撮ってからもRAW現像や画像補整を行います。

しかし、レタッチに慣れていない、あまりよくわかっていない人はこの時点での補整でミスをしてせっかくのいい写真を台無しにしてしまうことがあります。

一番多い例としては、コントラストを強くしてさらに彩度まであげるパターンです。

コントラストを上げていけば陰影が強くなりますが、同時に彩度まで上がります。

なのでコントラストをあげた場合は一度彩度は下げた方がいいです。

それから、彩度を上げたいと思ったらゆっくりと上げていけばいいのです。


そうしないと色飽和を起こし快調がなくなり、きつい色合いになってしまいます。

写真のコンテストでも、そのせいで選考から外れることは多々あり、選考者のコメントに「彩度が高すぎます」と書いてあることもありますね。



慣れというのは怖いもので、ずっと彩度が高い画像を見てるとそれが普通になり、本人には綺麗に見えるものです。

そういう意味もあり、一度彩度は下げる方がいいです。


画像補整をするにあたっての注意点としては、撮影時に「後で補整をすればいいや」と思って手を抜くことです。

この意識があると良い写真は撮れません。

写真は、シャッターを切った瞬間になるべく完成度の高いものに仕上げないと、画像補整も活きてきません。

画像補整をほとんど必要としない写真を意識することが、上達への最低条件だと思います。

化粧をする女性の方は理解しやすいと思います。化粧を活かすのも自分の地肌次第。

きちんとケアした上で、化粧をしますよね?それと同じです。

撮影時に直せるところがあるなら、きちんと整えて撮影しましょう。


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